Webサービスを使用してドキュメントを印刷する
概要
この例の目的は、Webサービス統合を使用してBarTenderドキュメントを印刷することです。Webサービスとは、ネットワーク上でマシン同士が相互運用できるように設計されたソフトウェアシステムです。Webサービスリクエストを送信できるアプリケーションであれば、統合をトリガーできます。
この例では、WebサービスがGETリクエストをWebサービス統合を通じてBarTender Integration Serviceに送信できるようにします。Webサービスは、BarTenderドキュメント内の名前付きデータソースに使用する値を統合に渡します。
シナリオ
外部ERPシステムを持つ企業が、Webリクエストを使ってBarTenderドキュメントのテキストフィールドとバーコード値を入力する必要があります。これを実現するために、Webリクエストのデータは統合に渡され、指定したBarTenderドキュメントの名前付きデータソースにデータが渡されます。名前付きデータソースは、印刷時にドキュメント上のテキストオブジェクトとバーコードオブジェクトに値を反映します。
実装手順
以下の手順では、上記のシナリオに対する統合の設定、展開、検証方法について説明します。
BarTenderドキュメントの作成
- BarTenderを開きます。
- ファイルメニューから新規を選択し、新規ドキュメントウィザードを開きます。
- 空白のテンプレートを選択し、完了をクリックして新規ドキュメントウィザードを閉じます。BarTenderに新しいドキュメントが表示されます。
- ファイルメニューから印刷を選択し、印刷ダイアログを開きます。
- 名前のドロップダウンリストから使用したいプリンターを選択します。
- 閉じるをクリックして印刷ダイアログを閉じます。
- ファイルメニューからページ設定を選択し、ページ設定ダイアログを開いてページを必要に応じて設定します。
- ページの設定が終わったら、OKをクリックしてページ設定ダイアログを閉じます。
- 作成メニューからテキストを選択し、一行を選択します。
- テンプレート上をクリックしてテキストオブジェクトを配置します。
- 作成メニューからバーコードを選択し、Code 128を選択します。
- テンプレート上をクリックしてバーコードオブジェクトを配置します。
- テキストオブジェクトの枠をダブルクリックしてテキストのプロパティダイアログを開きます。
- データソースタブで、名前フィールドの右側にある
をクリックしてデータソース名の変更ウィザードを開きます。 - 名前フィールドに「Company」と入力します(引用符なし)。
- OKをクリックしてデータソース名の変更ウィザードを閉じます。
- 種類は埋め込みデータのままにします。
- 埋め込みデータフィールドに会社名を入力します。
- 閉じるをクリックしてテキストのプロパティダイアログを閉じます。
- バーコードオブジェクトをダブルクリックしてバーコードのプロパティダイアログを開きます。
- データソースタブで、名前フィールドの右側にある
をクリックしてデータソース名の変更ウィザードを開きます。 - データソースに名前を付けるを選択します。
- 名前フィールドに「IDNumber」と入力します(引用符なし)。
- OKをクリックしてデータソース名の変更ウィザードを閉じます。
- 種類は埋め込みデータのままにします。
- 埋め込みデータフィールドに任意の4桁の数字を入力します。
- 閉じるをクリックしてバーコードのプロパティダイアログを閉じます。
- ファイルをGETSampleDocument.btwとして保存します。
- BarTenderを閉じます。
統合ファイルの作成
- Integration Builderを開きます。
- 新しい統合の作成をクリックして新しい統合ダイアログを開きます。
- Webサービスをクリックし、OKをクリックします。
- Webサービス統合ペインで、サービスが選択されていることを確認します。
- Webサービス統合ペインで、統合を選択します。
- プロパティペインで、統合に名前を付け、必要に応じて説明を入力します。
- 統合の開始ドロップダウンリストから自動を選択します。
- Webサービス統合ペインで、レスポンスを選択します。
- プロパティペインのレスポンスの下で、Content-typeドロップダウンリストからapplication/jsonを選択します。
- ソースドロップダウンリストからアクションの概要を選択し、統合実行後に概要を受け取れるようにします。
- Webサービス統合ペインで、変数を選択します。
- プロパティペインの一番下までスクロールし、
名前フィールドに「Company」と入力します(引用符なし)。
をクリックして新しい変数を追加します。名前フィールドに「IDNumber」と入力します(引用符なし)。- Webサービス統合ペインのアクションで、ドキュメントの印刷を選択します。
- プロパティペインのドキュメントで、先ほど作成したBarTenderドキュメントGETSampleDocument.btwのパスとファイル名を入力します。
をクリックして、名前付きデータソースと印刷オプションの上書きを統合に追加します。- 名前付きデータソースまでスクロールします。まだ有効になっていない場合は、名前付きデータソースの値を指定するにチェックを入れます。
- 名前付きデータソースリストで、Companyの現在の値を削除します。
- 値列の右側にある
をクリックし、変数を選択します。 - 変数の挿入ダイアログでCompanyを選択し、OKをクリックします。これでCompanyの名前付きデータソースの値が%Company%に設定されます。
- 名前付きデータソースリストで、IDNumberの現在の値を削除します。
- 値列の右側にある
をクリックし、その他の変数を選択します。 - 変数の挿入ダイアログでIDNumberを選択し、OKをクリックします。これでIDNumberの名前付きデータソースの値が%IDNumber%に設定されます。
- Integration Builderの左上にある
をクリックして、統合ファイルをWebRequestPrint.btinとして保存します。
これで統合の展開準備ができました。
統合の展開
- Integration Builderのツールバーから
統合の展開をクリックして新しい展開ダイアログを開きます。 - 新しい展開ダイアログで、展開の名前と説明を入力します。
- 統合ファイルの設定にWebRequestPrint.btinが表示されていることを確認します。表示されていない場合は、参照をクリックして
WebRequestPrint.btinを選択します。 - ターゲットサーバーに、統合ファイルを展開したいサーバーを追加します。
- 必要なエラー処理の設定を指定します。
- OKをクリックしてダイアログを閉じ、統合ファイルを展開します。
- 管理コンソールが統合ノードで開き、統合が表示されます。
シナリオの実行と統合処理の確認
- BarTender Integration Serviceが選択したWebサービスを監視しています。お好みの方法でURLを使ってWebリクエストを送信してください。URLは次のようになります:
http://<host>/Integration/WebRequestPrint/Execute。
注意:
<host>はBarTenderとIntegration Web Serviceが稼働しているホストコンピューター名であり、WebRequestPrintは上記URLのサービス名欄で指定した名前です。- Integration ServiceがWebリクエストを読み取り、値をBarTenderに渡します。
- BarTenderドキュメントの名前付きデータソースがWebリクエストの値で埋められます。
- BarTenderドキュメントが印刷されます。