Print Portalでユーザーごとに利用可能なプリンターを制限する方法
概要
Print Portalでユーザー認証を有効にすると、管理者はログインしたユーザーが表示できるプリンターを制限できるようになります。これにより、誤ったプリンターの使用や、余分なプリンターライセンスの消費を防ぐことができます。
BarTender 2021 R9以降では、ローカルサーバープリンターのプリンター権限を参照して、ログインユーザーに表示するプリンターを決定します。ユーザーがプリンターの印刷権限を拒否されている場合、そのプリンターは利用可能なプリンター一覧に表示されなくなります。
この記事では、プリンター権限の設定方法とPrint Portalでの利用方法について説明します。
対象
BarTender 2021 R9以降
Enterprise Editionのみ
BarTender 2019の場合は、Print Portal:ユーザーごとにラベルを印刷できるプリンターを制限する方法をご覧ください。
情報
認証を有効にする
まず、Print Portalで認証を有効にします。
- WebブラウザでPrint Portalを開きます
- 右上の管理者設定をクリックします
- セキュリティタブをクリックします
- 認証を有効にするのチェックボックスをオンにします
- 保存をクリックします
- IISマネージャーを開きます
- Webサイトツリーを展開し、アプリケーションプールをクリックします
- BPP_AppPoolを右クリックし、詳細設定を選択します
- Identityの横にある[...]をクリックし、設定ボタンでパスワードが変更されないドメインアカウント(ドメイン管理者である必要はありません)に変更します
- 両方のテキストボックスでOKをクリックし、アカウントを設定するためにアプリケーションプールを停止してから開始します
プリンターの設定
設定したい各プリンターについて、この手順を繰り返します。多数のプリンターを設定する場合は、PowerShellでこれらの設定を行うことも可能です。この例ではローカルユーザー「SeagullVM」を使用していますが、任意のアカウントやグループで設定できます。
- コントロールパネルを開き、デバイスとプリンターを開きます
- 設定したいプリンターを探します
- 右クリックしてプリンターのプロパティを選択します
- セキュリティタブで、追加ボタンをクリックし、権限を設定したいユーザーまたはグループを追加します
- ユーザーを追加したら、そのユーザーを選択し、印刷権限の拒否にチェックを入れます
- OKをクリックします。追加でWindowsセキュリティのダイアログが表示され、権限が拒否される旨が表示される場合があります。その場合ははいをクリックします
Print Portalで権限を適用する
プリンター権限の設定後、IISでWebサイトを再起動して権限を正しく反映させる必要があります。変更のたびに再起動が必要なので、まとめて設定を変更してから再起動することをおすすめします。
Webサイトを再起動する手順:
- IISマネージャーを開きます
- ツリーを展開し、Sitesフォルダー内のPrint Portalサイトを探します。他にサイトがなければ、Default Web Siteとして表示されている場合もあります
- Webサイトを選択し、右側の操作バーで停止をクリックし、その後開始をクリックしてWebサイトを再起動します
Webサイトを再起動すると、ユーザーがログインした際に、使用権限のないプリンターは表示されなくなります。
上記の例では、SeagullVMはZebra 105プリンターの使用を拒否されているため、利用可能なプリンター一覧に表示されなくなります。
ユーザーの一覧から拒否されたプリンターが消えていれば、設定は正しく適用されています。もしプリンターが表示されている場合は、IISでWebサイトを再起動し直し、プリンターのプロパティで権限が正しく設定されているか確認してください。