Windows更新プログラムKB5004945(「Print Nightmare」修正)適用後に印刷できない
問題
2021年6月/7月のWindowsセキュリティアップデート(KB5004945)を適用した後、以下のいずれか、または両方の症状が発生する場合があります。
- BarTender Suiteのどのアプリケーションから印刷しようとしても、プリンタキューが停止したり、印刷ジョブが消失したりします(プリンタ自体には物理的な問題がありません)。コンピュータやPrint Spoolerサービスを再起動しても、この問題は解決しません。
- BarTender Print Portalから印刷しようとすると、「ページ設定に問題がある」というメッセージが表示されて印刷に失敗します。ラベルを開いてページ設定ダイアログを確認しても、エラーは表示されません。
環境
- BarTenderのすべてのバージョン・リビジョン
- Windows 10 バージョン 21H1、Windows 10 バージョン 20H2、Windows 10 バージョン 2004
- Windows Server バージョン 20H2、Windows Server バージョン 2004
- KB5003690 以降のアップデート(臨時アップデートを含む、KB5004760 や KB5004945 など)をインストールした後
- さまざまなプリンタ。特にUSB接続のラベルプリンタやレシートプリンタで多く発生します。
解決策/回答
「Print Nightmare」(プリントナイトメア、またはChaos Print Nightmareとも呼ばれる)は、Print Spoolerサービスを利用して攻撃者がリモートでコードを実行できる脆弱性の通称です。詳細については、Microsoftの公式サイトをご覧ください。
KB5004945はこの問題を修正するためのものでしたが、意図しない副作用として、BarTenderでよく使われるUSB接続のラベルプリンタやレシートプリンタなど、さまざまなプリンタで印刷ができなくなる問題が発生しました。この問題に対応するため、Microsoftは新たなWindowsアップデート(KB5004237)をリリースし、問題を完全に修正しています。