BarTenderはSAPと連携できますか?
BarTenderをSAPと連携する方法はいくつかあります。以下によく使われる方法をご紹介します。
SAP-AII
SAPとの連携方法の中で最も強力なのが、SAP AII(Auto-ID Infrastructure)です。これはロジスティクス管理ツールで、BarTenderによる自動ラベル印刷を可能にします。
SAP側では、印刷する可変情報やラベルフォーマット、プリンター、印刷部数などの情報を含むXMLベースのSAP-AIIドキュメントが作成されます。
このXMLドキュメントは、BarTender Integration Platformに送信されます(Windows/SAPフォルダーへのファイルとして、TCP/IPポート経由のデータストリームとして、HTTPリクエスト経由など)。そこでBarTender XML(BTXML)に変換されます。Integration PlatformはBTXMLを直接BarTenderに送信し、印刷リクエストを処理します。
SAP-AIIを利用するには、BarTenderのAutomationエディションが必要です。
IDOCS
BarTenderでIDOCS(Intermediate Documents)を利用したい場合も対応しています。この方法では、Integration PlatformがSAPから出力されるIDOCファイル(可変情報やパラメータを含む)を検知します。検知後、Integration PlatformがSAPからの可変情報を含むBarTenderドキュメントを印刷します。IDOCSを使った印刷の自動化には、BarTenderのAutomationエディションが必要です。
CSVファイル
SAPのデータベースからCSV形式のデータを出力したい場合も、Integration Platformが利用できます。この方法では、印刷部数やプリンター名、印刷枚数などの詳細をデータ内やデータの先頭に配置した印刷コマンドとして指定できます。BarTenderのAutomationエディションが必要です。
Integration Platform
ここで、Integration Platformの仕組みについてもう少し詳しくご説明します。Integration PlatformはWindowsサービスとして動作するアプリケーションで、BarTenderスイートの一部としてインストールされます。これはミドルウェアアプリケーションで、2つのシステムをつなぐ役割を果たします。この場合、片方がSAP、もう片方がBarTenderのラベルデザイン・印刷ソフトウェアです。Integration Platformは、特定のフォルダーの監視、メールの受信待ち、Webサービスリクエストの待機、TCP/IPソケットのリスニングなど、トリガーイベントを待ち受けます。このイベントがSAPから送られてくるデータファイルやメール、情報です。イベントが発生すると、Integration Platformがその内容や可変パラメータを読み取り、BarTenderを起動します。BarTenderはSAPから受け取った可変情報でラベルを印刷します。
詳しくは、以下の技術資料をご覧ください。