BarTenderのプリンターベースライセンス猶予期間
概要
正当な理由でプリンターのライセンス上限数を超えてしまうことは珍しくありません。例えば、すでに上限に近い状態で稼働している印刷業務に新たに10台のプリンターを導入した場合、不要になった(または故障した)古いプリンターを外して新しいプリンターを使い始めたからといって、印刷ジョブが拒否されるのは避けたいはずです。
このため、BarTender では一時的にライセンス上限を超えてプリンターを利用できる30日間の猶予期間を設けています。この期間中にプリンターのアップグレードを完了したり、より多くのプリンターが利用できるBarTenderライセンスを購入したりすることで、業務を継続できます。
この記事では、BarTenderに組み込まれているライセンス猶予期間の仕組みと、その制限について詳しく説明します。
対象製品
BarTender 2019以降
プリンター単位のライセンス
情報
30日間猶予期間の開始
30日間の猶予期間が開始されると、管理コンソールの「ライセンス」ページと「ライセンス設定」ページの両方にステータスが表示されます。
管理コンソールの「ライセンス」ページでは、猶予期間中のライセンスに黄色のステータスインジケーターが表示されます。インジケーターにカーソルを合わせると、プリンターの上限超過状態(プリンター数が上限を超えている状態)であることと、問題を解決するまでの残り日数が表示されます。
管理コンソールの「ライセンス設定」ページの「ライセンス」タブにも、プリンター上限超過状態であることと、問題解決までの残り日数が表示されます。
ライセンス違反時にメール通知を受け取れるよう、「アラート設定」機能を有効にすることを強くおすすめします。アラート設定は管理コンソールの「アラート設定」ページから行えます。
アラート設定が正しく構成されていれば、IT管理者などの受信者にライセンス違反の通知メールが送信されます。問題が解決されるまで、1日1回フォローアップのメールが送信されます。
30日間猶予期間の終了
プリンター上限違反が30日間解消されない場合、猶予期間は終了します。この場合も、管理コンソールの「ライセンス」ページと「ライセンス設定」ページの両方にステータスが表示されます。
管理コンソールの「ライセンス」ページでは、猶予期間が終了したライセンスに黄色のステータスインジケーターが表示されます。インジケーターにカーソルを合わせると、プリンター上限超過状態で猶予期間が終了したことが表示されます。
管理コンソールの「ライセンス設定」ページの「ライセンス」タブにも、プリンター上限超過状態で猶予期間が終了したことが表示されます。
この時点でBarTenderは印刷ジョブの拒否を開始します。拒否は、使用済みプリンターリストの中で「最終使用日」が最も古いプリンターから順に行われます。BarTenderのライセンスで許可されているプリンター台数分は引き続き利用できますが、印刷できるのは最近使用されたプリンターのみとなります。最も使用頻度の低いプリンターから順に印刷ジョブを拒否することで、ライセンスの許可台数に戻していきます。
30日間猶予期間の一時停止
30日間の猶予期間の悪用を防ぐため、BarTenderはプリンター上限違反が繰り返し発生していると判断した場合、猶予期間の利用を一時停止することがあります。プリンター上限を超えた際に猶予期間が一時停止されると、既存のライセンスで登録されているプリンターには引き続き印刷できますが、ライセンスを超えたプリンターへの印刷ジョブは拒否されます。
業務上どうしてもプリンター上限違反が繰り返し発生してしまい、運用の見直しが難しい場合は、印刷の中断を防ぐために追加のプリンタライセンスの購入をおすすめします。
印刷環境のベストプラクティスについては、下記「詳細情報」セクションに記載のエラー1401の記事もご参照ください。